ライター寄稿記事

「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編 「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編

2011年5月28日 18:38

恐山~死の彷徨 その12 こうして午後8時過ぎ(そのくらいだったような気がしますが、定かではない...)にようやくむつ市に到着。さすがに無謀な酔っ払い野郎たち(この頃はさすがに酒を飲む気力もなくなり、「慢性アルコール中毒」のヒサシさんでさえ、ほとんど素面でしたが...)も、この時間に恐山へのルートに突入する勇気はなく、むつ市内で夜明けを待つことになりました。 しかしこの時間、開いている店はほとんど...
多賀まりおの「ハミ出しフルロード」 多賀まりおの「ハミ出しフルロード」

2011年5月27日 15:33

レーサーとレーシングカーが避難所を慰問 5月26日、国内レースのスーパーGT(SGT)/スーパー耐久(S耐)のドライバー有志が宮城県石巻市内の避難所を訪れ、たこ焼きを振る舞ったり、レーシングカーの乗車体験などを行って避難している人々を元気づけました。今回の慰問活動はレーシングドライバーの吉本大樹が中心となり、吉本とSGTでコンビを組む星野一樹をはじめ、片岡龍也、平中克幸、藤井誠暢、小林敬一、佐藤晋...
長野潤一のトラッカーズアイ 長野潤一のトラッカーズアイ

2011年5月27日 11:41

現役のトラックドライバーにしてジャーナリストの肩書も持つ長野潤一さんは、フルロードに連載している「届け!現場の声」でもお分かりのように、現場に根ざしたフィールドワークのレポートが身上である。今その長野さんが一番強く思っているのは、トラックドライバーの立場で東日本大震災の復旧・復興に貢献できることは何かないだろうか、ということ。そのためには、もっと現地の状況を知らなければならないし、被災した人たちの...
「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編 「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編

2011年5月26日 12:28

恐山~死の彷徨 その11 野辺地町からは国道279号線を陸奥湾に沿って北上、むつ市を目指します。その途中で冬の日は完全に暮れ、車窓から見えるのはただただ雪、雪、雪...。ここまで来ると、全員が極度の緊張と先の見えない不安からハイテンションになり、ミョーに雄弁になったり、突然、歌を歌い出したりと、挙動が目に見えて不審になってきます。元々、精神的に追い詰められると弱いナイスなどは、「鉄腕アトム」を絶唱...
「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編 「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編

2011年5月24日 12:11

恐山~死の彷徨 その10 結局、誰も帰ると言い出さないまま、車は東北道の終点・青森ICを降りて、青森市内を目指して走り続けます。車内には虚ろな目をした男が6人。誰もが「誰だ!この真冬に『恐山に行こう!』なんて言い出したヤツは!」と思っていることは明白なのですが、誰も面と向ってそのことには触れません。(それは地雷だから...) そうしている間にも、車は青森市内を過ぎ、国道4号線を走って浅虫温泉に到着...
「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編 「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編

2011年5月21日 09:44

恐山~死の彷徨 その9 てっちゃんは猛烈な吹雪の中、真っ赤に錆ついたチェーンと悪戦苦闘しながら、それでもなんとか装着することに成功しました。しかし、車に戻ってきたてっちゃんは、唇は寒さで紫色、まつげは白くなり、さらに鼻水まで凍りついているという、ほとんど雪山遭難者のような姿です。いつもはてっちゃんにひどい仕打ちをするガミさんでさえ、その姿に憐憫の情を覚えたのか、黙ってバナナを差し出します。全員が口...
岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第29回 岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第29回

2011年5月17日 13:24

<ニューヨーク・オートショー> その4 ニューヨークの街は華やかだった。節電で暗い東京に比べ、これでもかとネオンサインが輝き、夜中になっても中心街は昼間のような賑わいを見せている。しかし約10年前には9.11テロでニューヨークは沈み込んでいた。犯人ウサマ・ビンラディンは殺されてアメリカは仇を取ったと騒いでいるが、今回10年経って、ようやくワールドトレードセンター跡地であるグラウンドゼロにワンワール...
「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編 「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編

2011年5月16日 12:34

恐山~死の彷徨 その8 と、その時...。秋田県に入って十和田ICを過ぎた頃だったと思うのですが、長い下り坂で前を走っていた乗用車との車間距離が詰まってきて、「こりゃあ、ちょっとヤバイんでないかい...」と思っていた矢先に、その狭い車間になぜかもう一台、乗用車が割り込んできて、あろうことか急ブレーキを踏んだのです。(お前!あのなぁ~!!) その乗用車は少しケツを振りましたが、何とかそのまま態勢を立...
「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編 「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編

2011年5月14日 14:17

恐山~死の彷徨 その7 酔っ払い連中がグッスリと眠りこけていた間、迫り来る睡魔と闘いつつ、300kmを走破したてっちゃんは力尽き、もはや叩こうがつねろうがピクリとの反応しない爆睡状態に入っています。そのてっちゃんを後部座席に移動させ、次は僕がハンドルを握りました。しかし、前夜の酒は完全に体内(特に胃と脳の中)に残り、アルコールチェックをしたら完全に「酒気帯び運転」状態です。それでも、残った5人の中...
岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第28回 岡雅夫の「働くクルマ」のショートエッセイ 第28回

2011年5月13日 12:53

<ニューヨーク・オートショー> その3 アメリカ人はトラック(と言ってもピックアップですが)が大好き。これは国民性と生活様態によるものでしょう。最近でこそ減ってきたものの、大排気量のⅤ8エンジンを積んだピックアップはいかにもアメリカを象徴する乗り物で、ほとんど荷物は積まなくても乗っているだけでかっこいいと思わせる見事な風格を醸し出しています。今回はエコを強調したピックアップも多く見られましたが、四...