2020年12月 8日 11:09
チョットだけよ~! 最新「フルロード」冬来たりなば春遠からじだ! 第9報
ディーゼル車並みの長距離運用も 世界各国で加速する燃料電池大型トラック開発の動き

このところ世界各国で燃料電池を搭載した大型トラックの開発の動きが加速しています。中でもダイムラー・トラックAGは9月16日、電動化に向けた技術戦略を発表、メルセデス・ベンツブランドの燃料電池トラックのコンセプトモデル「GenH2」を、電動大型トラック2台とともに世界初披露しました。GenH2は水素の貯蔵方法に液体水素を採用したのが新機軸。液化水素の高いエネルギー密度によって大型車の電動化に於ける課題の一つ、ディーゼル車並みの長距離運用を可能にするという提案です。実用化の難易度はさておき、技術的示唆に富んだ内容は商用車メーカーの盟主を自負するダイムラーらしいですね。同車は2023年に顧客による実用供試を開始し25年以降に量産を開始する計画だといいます。気候変動問題に関する国際的な枠組みであるパリ協定をもとに、批准国や地域が掲げる温室効果ガス削減目標は、自動車メーカーが直面する現実の課題です。ここにきて、ダイムラーのほか燃料電池大型トラックについてはトヨタ自動車と日野自動車の共同開発プロジェクトの進捗、あるいは韓国ヒュンダイ自動車の量産モデル発売といった話題が続いていますが、本誌ではそれらの最新の動きをお伝えします。

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