2020年10月28日 15:41
日野自動車とTRATON、電動化における協業契約を締結 
日野自動車とTRATONは、「お客様に最高の価値を持続的に提供していくための戦略的協力関係」に基づき、電動車の企画と提供に向けた協業契約を締結した。今回の協業においてTRATONと日野は独自の強みを融合させ、その成果を両社が電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の開発、およびソフトウェアや各種インターフェイスを含む電動プラットフォームや電動化コンポーネントの共通化において活用していくとしている。高い専門性を持つ両社のメンバーでチームを形成し、スウェーデンのセーデルテリエで活動を開始し、のちに東京にも拠点を構える計画。日野とTRATONは、将来社会に必須となるEVやFCVといった電動車の実用化に向けたリードタイムを短縮する。
 日野自動の下社長は「調達領域に続き、喫緊のニーズである地球温暖化防止に貢献する電動化領域においても、TRATONとのシナジーが具現化することをうれしく思います。商用車メーカーならではの強みを掛け合わせ、電動車の一括企画を行い、お客様に最高の価値を提供してまいります」と語っている。
 また、TRATONのグルンドラーCEOは「TRATONの使命は、人、地球、そしてパフォーマンスをきめ細かく調和させることです。強力なパートナーである日野との新たな協業は、電動化に関する次の重要なステップであり、我々の使命を前進させるものです」として、2025年までに10億ユーロを電動化に投資するというTRATONグループの目標をあらためて語った。
 2018年4月、日野とVolkswagen Truck & Bus GmbH (現TRATON)は、長期視点、対等かつ互恵的な戦略的協力関係の構築に向けた合意書(Strategic Cooperation Framework Agreement)に調印。両社は「お客様に最高の価値を持続的に提供していく」との考え方を共有し、2019年に調達ジョイントベンチャーを設立し、このたび電動化領域の協業を具体化した。引き続き、互いの強みを踏まえて将来技術におけるさらなる協業の可能性を模索していくとしている。

TRITONIMG_2334.JPG

コメントする