2020年8月31日 11:14
極東開発工業、ゴミ収集車向けAI安全支援システム「KIES」を発売
極東開発工業は、ゴミ収集車への巻き込まれリスクを軽減する安全支援システム「KIES(キース)」を、同社ゴミ収集車専用オプションとして8月31日に発売する。

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ゴミ収集車による収集作業には、積み込み装置に人が巻き込まれるリスクが伴い、重傷・死亡事故につながることがあるため、その安全対策は重要な課題となっていた。「KIES」は、作業現場のカメラ映像から危険状態を判定することで、これらの問題を解決した安全支援システム。高性能専用カメラ(バックアイカメラ兼用)と独自のAI画像認識技術により「人」を高精度で検知することで収集時の危険を察知し、積み込み装置を自動停止する。また、周囲の環境や状況、および明るさによる影響が少ないため、場所や収集物、時間を問わず検知を可能としているほか、「人」全体を把握して検知を行なうことから、特別な専用装備を必要とせずに作業者はもちろん、作業者以外の人も検知することができる。さらに、「KIES」作動履歴の保存や、同社のIoT基盤を利用した車両管理支援システムである「K-DaSS(ケーダス)」との連携も可能としており、さらなる安全管理の徹底を実現する。

なお、装着は新車注文時に受付し、注文後や既存車両への装着はできない。また、機種や仕様により装着できない場合もある。希望小売価格は税抜38万円。


●ゴミ収集車安全支援システム「KIES」の特徴
①高性能専用カメラと独自のAI画像認識技術でエリア内の「人」を検知
「KIES」は高性能専用カメラと独自のAI画像認識技術で検知エリア内の「人」を把握して検知。手や足など身体の一部が危険エリア内に侵入すると危険を察知し、積み込み装置を自動停止させる。

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KIES作動の仕組み



②高精度な検知で、高い安全性と作業性を確保
周囲の環境(作業を行なう場所、路面標示、写り込み等)や状況(収集物の種類、色、形状等)、明るさ(薄暗い早朝、夕方などの時間帯)を問わず検知可能で、高い安全性と作業性を確保。また、「人」全体を検知することから、収集物で手や腕が隠れていても検知可能。特別な専用装備は必要なく、雨具、帽子、フード、手袋、アクセサリーなどの装備品や、髪型、身長、体形等の影響も受けにくいため、誤検知による不必要な作動停止の抑制も実現する。

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収集物判別イメージ/早朝・夕方作業イメージ

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手が隠れた状態での検知イメージ

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雨具装着作業イメージ/作業者外人物検知イメージ



③さらなる安全管理を実現する履歴保存機能と「K-DaSS」とのシステム連携
「KIES」が危険を察知し作動した日時と画像(および入出力情報)の履歴を保存することができるほか、同社のIoT基盤を利用した車両管理支援システム「K-DaSS」のゴミ収集車ユーザー向けアプリとWebサービスを連携させることで、「KIES」が作動した日時と位置情報を車両管理者に通知することもできる

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KIES作動時の記録画像イメージ/KIES・K-DaSS連携イメージ





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