2020年1月20日 14:28
日本ミシュラン、ワイドシングルタイヤがいすゞギガ最新モデルにオプション採用
日本ミシュランタイヤのワイドシングルタイヤ「MICHELIN X One LINE ENERGY D」が、いすゞ自動車の大型トラック「ギガ」の最新モデルのオプション装着タイヤに採用された。サイズは445/50R22.5で、2020年3月上旬から全国のいすゞ販売店で受注体制に入る。

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MICHELIN X One


当該車両は、2019年12月26日にいすゞが販売開始した、先進安全装備とドライバー疲労軽減装備を拡充し、コネクテッド機能を進化させたいすゞの大型トラック「ギガ」の最新モデル。

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いすゞギガ

「MICHELIN X One」は、車両の輸送効率向上ならびに環境負荷低減に貢献するトラック・バス用ワイドシングルタイヤ。トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするというコンセプトで、1車軸あたり約100kg(275/80R22.5 アルミホイール装着ダブルタイヤとの比較 ミシュラン調べ)の軽量化につながり、燃費効率にも優れているのが特徴。駆動軸にも使用できるということにより、輸送業界で注目を集めている。

当該車両の後輪2軸にMICHELIN X Oneを装着した場合、車両重量を約200kg軽減できる。慢性的な人手不足という構造的問題を抱える輸送業界においては、積載量増による輸送効率向上につながる点が大きなメリットとなる。また、部品点数が半減することでメンテナンス負担軽減、シングルタイヤになることでハンドリング性能が向上によるドライバーの疲労軽減にも貢献する。


●MICHELIN X Oneの特徴
MICHELIN X Oneは、トレーラ用としてだけでなく、強大なトルクのかかる駆動軸用としても使用されることを前提に設計されたプレミアムワイドシングルタイヤシリーズ(駆動軸用タイヤ以外のラインナップもある)。ダブルタイヤをシングル化することで以下のような効果を実現する。

1)積載効率大幅向上によるトラックユーザーの運行経費削減
MICHELIN X Oneの445/50R22.5サイズは、大型トラック用ダブルタイヤのサイズ275/80R22.5と外形がほぼ同じで、ダブルタイヤ使用と比べ大幅に軽量化でき、積載可能重量を拡大することが可能となる。積載効率の向上は、同重量の輸送に必要なトラック便数の削減につながる。

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軽量化のイメージ


2)環境負荷低減
サイドウォールがダブルタイヤの4枚からワイドシングルタイヤの2枚に減ることにより、回転中のタイヤの発熱によって増加する転がり抵抗を削減すると同時に、軽量化されたタイヤ・ホイールユニットが発進・加速時の慣性力を低減。この2つの効果により車両の燃料消費量の節約に貢献する。さらに、タイヤを2本から1本に減らすことによって廃棄されるタイヤも減り、環境負荷低減に寄与する。

3)車両の安全性向上
左右タイヤ間距離(軸距)を拡大できるため車両の走行安定性が向上し、車両の低重心化も可能となり、安全性向上に貢献することができる。

4)車両設計の自由度拡大と生産性向上
ダブルタイヤ仕様と比較しタイヤ・ホイールユニット総幅が縮小されるため、左右タイヤ間距離が増大しシャシー設計の自由度が拡大。また、タイヤのシングル化により部品点数が減り、車両の生産性向上にもつながる。






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