2019年10月28日 21:27
「第51回 全国トラックドライバーコンテスト」開催
10月26〜27日にかけ、茨城県ひたちなか市の「安全運転中央研究所」で「第51回 全国トラックドライバーコンテスト」が開催された。今回、全国大会に出場した150名のトラックドライバーは、約1400名が参加した地方予選を勝ち抜いた全国の精鋭たち。全国のプロドライバーの頂点を目指し、選手たちは2日間に渡る大会競技に挑んだ。

26日に行なわれた競技は、交通法規40問、構造機能20問、運転常識20問からなる学科競技と、日常点検(タイヤ点検)、簡易コース走行、課題走行の実科競技で、初日の課題走行は各競技車両の車幅+左右15cmほどの間隔で設置されたパイロンの間を走行する隘路走行と、等間隔で配置されたパイロンの間をジグザグに進むスラローム走行となる。2日目の27日は、コース走行(初日の簡易コース走行よりも長いコース設定となる)と課題走行の実科競技で、課題走行は大会で最難関と言えるバックスラローム走行からの車庫入れを行なった。同日の午前中には雨が降ったため一部の競技者に不利な状況であったが、選手は日頃磨いた運転スキルを遺憾なく発揮。悪天候をものともしないハイレベルな戦いを繰り広げた。

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27日の実科競技、バックスラローム。連続して車庫入れまでを行なう難易度の高い競技だ


28日には東京都の新橋に場所を移し、第一ホテル東京の一室で表彰式が開催された。今年の結果は、4トン部門で日立物流が1〜5位までを独占、11トン部門とトレーラ部門は1位から3位までを日本通運が独占する結果となり、入賞常連の大手運送会社が席巻。いっぽう女性部門の入賞者には日立物流、F‐LINE、バンテック、三重執鬼、沖食商事の5社が入り乱れる結果となった。部門別の優勝者は、4トン部門が日立物流西日本、大原晃選手(大阪代表)、11トン部門は、日本通運、大居和久選手(青森代表)、トレーラ部門は日本通運、世田憲一選手(埼玉代表)、女性部門は日立物流首都圏、渡邉圭子選手(千葉代表)が優勝を果たした。

また、シニア選手の中で最優秀選手に贈られる全日本トラック協会長特別賞は、4トン部門で5位入賞を果たした日立物流首都圏、加藤研選手(神奈川代表)、中小企業の運送会社で最優秀選手に贈られる国土交通大臣賞は多摩輸送、吉田栄次選手が受賞した。

そして全参加者の中での最優秀選手に贈られる内閣総理大臣賞は、総合得点994点を出した4トン部門優勝の大原晃選手が獲得。壇上に上がった大原選手に国土交通省の一見勝之自動車局長から賞状とトロフィーが授与されると、会場からは惜しみない拍手が送られた。

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総合優勝を果たし、内閣総理大臣賞が授与された4トン部門の大原晃選手


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