2019年10月17日 13:10
10月25日から始まる【東京モーターショー2019】ガイダンス その2
いすゞは、コンセプトトラック「FL-IR」と「エルフEVウォークスルーバン」に注目!

いよいよ来週10月25日から始まる「第46回 東京モーターショー2019」(一般公開日:10月25日金曜日〜11月4日月曜祝日)。今回の東京モーターショーには、いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの国内トラックメーカー4社が出展する。前回の記事(http://fullload.jp/blog/2019/10/191016news-tms.php)では2つのエリアに分かれている会場を紹介したが、ここからは各社の出展内容を紹介していく。まず最初は、いすゞ自動車のブースだ。


■新型「ギガ」や「エルフEVウォークスルーバン」など見どころ満載のいすゞブース

今回の東京モーターショー2019で、青海エリア・青海展示棟Aホールの左奥にブースを構えるいすゞは、未来の物流ネットワークをショーモデルとして表現した「FL-IR」、フラッグシップモデルの大型トラック「ギガ」の最新モデル、ゼロエミッションや低騒音、電子ミラーシステムなどを搭載した次世代の小型配送車「エルフEVウォークスルーバン」の3台を世界初公開する。また、日野自動車と共同開発した国産初のハイブリッド連接バス「エルガデュオ」、小型トラック「エルフ」(現行モデル)、現行エルフに搭載される4JZ1型エンジンの実車・実機も展示。トータルで5台の車両とパワートレインを展示する予定だ。

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赤枠で囲っているのがいすゞブースの場所だ



■ショーモデル「FL-IR」〈ワールドプレミア・参考出品〉

いすゞブースでひときわ注目を集めるのは、おそらくこのコンセプトトラックだろう。同車は「安心・安全で生き生きとした長距離ドライバーの新しい働き方」をコンセプトに、未来の物流ネットワークを創造し、ショーモデルとして表現したもので、名前は「FUTURE LOGISTICS INTELLIGENT RELAY」のイニシャルをとったもの。エクステリアは、魚類などに見られる超音波の会話や行動習性と、コネクテッドや隊列走行との類似性に着目し、「サメ」をモチーフに効率的なロボットのイメージを付与したバイオデザインを採用。風を切り裂く有機的な形状の前絞りキャブと、その周りを覆う硬質なエアロデバイスの対比がスタイリングの大きな特徴となっている。いっぽう、インテリアは手動・自動の運転モード変更でダッシュボードが入れ替わるレイヤーデザインを採用。シートはセンターに配置し、快適な操作性と居住性を兼ね備えるという。

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ショーモデル「FL-IR」



■ギガ〈ワールドプレミア・参考出品〉

さらなる進化を遂げたフラッグシップモデル、大型トラック「ギガ」。最新モデルは、最新の先進安全装置に加え、ドライバーへの疲労軽減装備を新たに拡充。安全性能と疲労軽減の両輪で性能に磨きをかけた。新たな先進安全装置では、歩行者や自動車も検知するプリクラッシュブレーキ、右左折時の巻き込み事故抑制や車線変更を支援するブラインドスポットモニター、可変配光型LEDヘッドランプなどが安全運転に貢献。また、全車速で先行者に追従する全車速ミリ波車間クルーズや、新ハイフールキャブ等により、ドライバーの疲労軽減も図っている。さらに、MIMAMORIの車両コンディションも拡充。新たに安全装置の作動状況モニタリング機能も加わり、ユーザーの安全稼働を支える。

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ギガ


■エルフEVウォークスルーバン〈ワールドプレミア・参考出品〉

次世代の小型配送車「エルフEVウォークスルーバン」は、ゼロエミッションや低騒音など環境に優しいことはもちろん、EVだからこそ実現できたウォークスルー構造を組み合わせ、ドライバーの労働環境や集配作業の効率化にも配慮。運転席には回転シートを搭載することで、ドライバーの車内移動をサポートする。また、安全面でも、従来のミラーより広い範囲を映すことができる電子ミラーシステム(CMS/カメラモニタリングシステム)や、車両の全周囲を確認できる3Dサラウンドマルチビュー(全方位モニター)を搭載。ドライバーと周囲への安全性をサポートする。

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エルフEVウォークスルーバン



■エルガデュオ〈参考出品〉

いすゞと日野が共同開発した国産初のハイブリッド連接バス。「エルガデュオ」は効率的な大量輸送を実現するとともに、ハイブリッドシステムの採用で環境負荷低減にも配慮する。また、路線バスでは世界初の「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」を搭載。ドライバーの異常時に乗客や乗務員が非常ブレーキスイッチを押すことで、減速・停止を行なう。さらに、自動でバス停へ誘導する「プラットホーム正着制御」、先行者との車車間通信により自動で加減速を行なう「協調型車間距離維持支援システム(CACC)」、車外の移動物を検知する「視覚支援システム」等、次世代都市交通システム(ART)を想定した技術を新たに両社で開発し搭載している。
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エルガデュオ



■エルフ
4JZ1-TCH/TCS型ディーゼルエンジン

「はしる・とまる・つながる」をコンセプトに、大幅な改良を行なった小型トラック「エルフ」。新エンジン4JZ1型と尿素SCRの採用により、平成28年排出ガス規制への適合と、ディーゼルクラストップレベルの燃費性能の両立を実現。前方の検知性能に優れたステレオカメラを採用し、プリクラッシュブレーキをはじめとした先進安全装置も標準装備。車両に通信端末を搭載しコネクテッド化することで、車両コンディションの遠隔把握、およびデータを活用した高度純正整備「PREISM」も実施可能となっている。

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エルフ(左)と4JZ1型エンジン(右)


このほか、いすゞブースでは車両情報を活用した高度純正整備サービス「PREISM(プレイズム)」や天然ガス自動車への取り組み等に関するパネル展示等も行なわれる。







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