2019年10月 9日 13:20
ハイウェイテクノフェア2019に行ってきました
こんにちは!編集部ナガヌマです。このところ展示会取材が続いております。昨日は東京ビッグサイト(青海展示棟)で開催中の「ハイウェイテクノフェア2019」の取材に行ってきました。同展は公益財団法人 高速道路調査会が主催する「高速道路の建設管理技術」に焦点を当てた展示会で、今回が16回目(2004年初開催)なんだそうです。というわけで、ここでは同展に出展されていたNEXCOグループ各社の道路維持作業車をダイジェストで紹介していきたいと思います。

■飛鳥特装/HAKO「マルティカーM31H」
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マルティカーはドイツのHAKO社が展開する多目的作業車のブランド。ダイムラーのウニモグUX系の後継機として開発された経緯を持ち、車体各所には本家同様の多数のPTOを搭載。さまざまな作業用アタッチメントを用途に応じて付け替えることができる。今回はトンネル清掃用のブラシアタッチメントを装着していた。

■ワイケー/トラックマウント高所作業車(遮音壁・施設点検車)スライドバケット仕様
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ワイケーは高所作業車・リフト車の専門メーカー。Σ型ブームが特徴の同車は高速道路の遮音壁の裏側や橋梁点検時に活躍するクルマ。小型トラックベースでアウトリガー設置幅がわずか1.8mのため路肩の狭い高速道路でも車線規制を行なわずに作業することができる。

■中日本高速オートサービス/多目的道路維持作業車
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中日本高速オートサービスはNEXCO中日本グループで車両管理を担っている会社。特殊車両の開発も行なっている。多目的道路維持作業車はコンパクトな2t車ベースの標識車に脱着式スノープラウおよび除雪剤タンクを装着可能。冬は除雪車として、春夏秋は標識車として運用することでクルマを休ませずオールシーズン運用することができるという。

■ネクスコ東日本エンジニアリング/小型リフト車
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ネクスコ東日本エンジニアリングはNEXCO東日本管轄の首都圏の高速道路の保全管理を行なっている。小型リフト車はフルショルダートンネル(路肩幅2.5m)の点検時に車線規制を敷かずに作業を行なえるようにしたもの。ワイケー製リフトは作業台の幅を0〜90mmで無断階に拡幅可能。新明和工業製の油圧駆動車輪式ジャッキは作業台上の操作パネルから前進・後進・左右操舵が行なえるようになっている。

■ネクスコ・メンテナンス関東/事故緊急対応車
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ネクスコ・メンテナンス関東はNEXCO東日本管轄の高速道路の維持管理を行なう会社。事故緊急対応車は事故発生時にいち早く現場に駆け付け初動対応を行なうためのクルマで極東開発工業と共同開発されたもの。荷台内にはラバーコーンや矢印板のほか電動工具や高圧洗浄機などを多数搭載。リアマウントのクレーンやLED照明も搭載し、一台で交通規制、夜間作業、防護柵復旧、路面清掃といったあらゆる作業を行なうことができるようになっている。

■中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋/大型移動式防護車両
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中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋はNEXCO中日本管轄の高速道路の維持管理を行なう会社。大型移動式防護車両は高速道路上で作業する作業者の安全を守るため東邦車輛と共同開発したクルマで、セミトレーラのフレーム部を伸ばして左右にスライドし、リアの緩衝装置を展開することで安全な作業スペースを作り出す仕組みを採用。作業スペースは長さ9.7mに達する。荷台を縮めて緩衝装置を格納した際の連結全長は15.9mのため特車申請が不要で次の現場に素早く移動できるのも特徴だ。写真は作業時のスタイルでトレーラのフレーム(保護ビーム)で見えない左側が作業スペースとなっている。

■JALUX/VERDEGRO社製衝撃吸収クッション「TMAシリーズ」
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空港店舗BLUESKYの運営元JALUXグループが販売を行なうオランダVERDEGRO社製の道路維持作業車向け衝撃吸収クッション。TMAシリーズのTMAは「Truck Mounted Attenuator(トラック搭載減衰器)」のイニシャル。時速100kmの乗用車の衝突時の衝撃を吸収し現場の二次災害防止に寄与する。

■中日本ロード・メンテナンス東京/規制材運搬車両
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中日本ロード・メンテナンス東京はNEXCO中日本管轄の高速道路の維持管理を行なっている会社。規制材運搬車両は荷台前方左右にラバーコーン設置回収作業用の開口部を設けているクルマ。従来は荷台後部に開口部を設けていたが、追突事故発生時の作業者の安全のため開口部を移設したものである。

■西日本高速道路エンジニアリング関西/ダイバーシティ標識車
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西日本高速道路エンジニアリング関西はNEXCO西日本管轄の関西の高速道路の保全事業を行なう会社。ダイバーシティ標識車は作業者の休憩スペース、簡易トイレ、災害発生時の物資ストッカーなどを備えた多機能な標識車。映像と音で注意喚起を行なう最先端の標識装置も搭載している。

■西日本高速道路メンテナンス九州/標識搭載型ラバーコーン自動設置回収車「小型ロボコーン」
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西日本高速道路メンテナンス九州はNEXCO西日本管轄の九州の高速道路の維持管理を行なっている会社。ロボコーンはラバーコーンの自動設置回収装置を搭載。標識設置とラバーコーンの自動設置回収が可能だ。小型タイプはコンベア部に80本、全体で200本のラバーコーンを搭載でき、2t車ベースで取り回しに優れるため近年人気が高まっているという。

■西日本高速道路メンテナンス九州/矢印板自動設置回収装置搭載型標識車「ロボアロー」
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同じく西日本高速道路メンテナンス九州のロボアローは矢印板の自動設置回収を行なうクルマ。チェーン駆動のコンベア式格納装置とアーム式設置回収装置を組み合わせ、荷台内の矢印板を最大25枚自動で設置回収できる。




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