2017年9月19日 15:25
住友ゴム、DTS全国TBタイヤ作業コンテストを開催!
ダンロップタイヤ中部・タイヤランド知立の松村純さんが優勝!

住友ゴム工業は9月10日、北海道北広島市のタイヤランド輪厚(わっつ)で「第8回 DTS全国TBタイヤ作業コンテスト」を開催した。コンテストには地区予選会を勝ち抜いた10名が出場し、ダンロップタイヤ中部・タイヤランド知立(ちりゅう)の松村純さんが優勝した。

松村さんは「今年は三度目の正直で全国大会への切符を手に入れることができました。日頃から意識している『安全・確実・効率的な作業』が実行できたことが、結果につながったと思います。他の参加者からもよい刺激を受け、今後はさらに安全に対する意識を強くもち、作業のスペシャリストとなれるように自分自身もさらにステップアップし、グループ全体の作業レベル向上に貢献したいと思います」と喜びを表した。なお、上位3名は以下のとおりである。

●「第8回 DTS全国TBタイヤ作業コンテスト」結果
優勝:松村純(ダンロップタイヤ中部株式会社・タイヤランド知立)
2位:高浪淳哉(ダンロップタイヤ九州株式会社・タイヤランド大分)
3位:清松芳朗(ダンロップタイヤ北陸株式会社・タイヤランド福井北)


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同社では、安全作業の浸透、作業起因の脱輪事故等の撲滅、作業スタッフのモチベーションアップ、そして作業技術の継承を目的に、2010年より同コンテストを毎年開催している。出場資格は、同社独自のトラック・バス用タイヤ作業の作業指導者認定制度「T3(TB TECHNICAL TRAINER)」の認定者であることで、今年は全国の直営店260店舗、およびDTS(ダンロップ・タイヤ・ショップグループ)と呼ばれる系列店約800店舗に在籍するT3認定者の中から、地区予選会を勝ち抜いた10名が出場した。

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開会式で挨拶した増田栄一執行役員(タイヤ国内リプレイス営業本部長)は「現場では、いまだ空気充填中の事故や、脱輪事故が発生している。どんなに商品がよくても、工賃が安くても、作業が早くても、安全に勝るものはない。お客様、そして作業スタッフの安全を最優先に、グループ全体で安全作業に取り組み、これまで以上にサービス力の価値を高めていきたい。新ISO方式ホイール装着車の増加により、作業の流れや、点検・清掃のポイントが少しずつ変化しており、手間もかかるようになっているが、今後は皆さんが現場でその技術力とサービス力をお客様にアピールしていってほしい。今日は日頃鍛錬した実力を発揮できることを期待している」とエールを送った。

また、大会前のプレス向け説明会では、近年増加している大型車の脱輪事故が業界全体の問題となっていることが紹介された。大型車の脱輪事故は2004年以降減少していたが、2011年を境に再び増加。2014〜15年にかけては40件程度が発生している。主な発生要因にはハブボルトの折損、ホイールディスク面の破損、ネジ山の摩耗などが挙げられ、それらはトルク管理不足やセンタリングのズレ、清掃・点検不足などに起因すると考えられている。こうした事情を背景に、同社では作業力も商品の1つと捉え、その価値、すなわち作業の品質やレベルを高めて脱輪事故の抑制・撲滅を図るとともに、他社との差別化や拡販につなげていきたいとしている。同コンテストはその取り組みの一環というわけだ。

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コンテストは実技と筆記に分かれている。まず実技は、「清掃・点検を確実に行ない、作業起因事故の未然防止に務める」がテーマ。試験車両(大型ダンプトラック)の右側5本の点検、および後前輪(ダブルタイヤ)のタイヤ&ホイールの新品交換を、制限時間27分で行なう。審査項目は安全・確実を意識した効率的な作業ができているか、点検・清掃は確実にできているか、点検結果報告とアドバイスが正確にできているかなど、合計51項目。作業途中に客が来店することがプログラムに組み込まれており、一旦作業中止したのち、再び作業開始する際に、きちんとリスタートできるかどうかも審査のポイントだ。ちなみに、制限時間はリハーサルをもとに決められており、作業を丁寧に行なうのに充分な時間設定にしているという。いっぽう筆記は、主にトラック・バス用タイヤに関する基礎知識、商品知識などのほか、トラック業界に知識、一般知識など全88問を設定。他メーカーの商品に関する問題もあるという。

同社では今後も、ユーザーニーズや車両・業界の変化に応じたかたちでコンテストを開催していく。また、直営店のT3認定者の指導者としての資質をさらに高めるとともに、まだ数が少ないDTS店舗のT3認定者を増やす取り組みも行なっていくとしている。






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