2017年3月 1日 12:26
UDトラックス、新興国向け新中型トラック「クローナー」を発表
UDトラックスは2017年3月1日、タイ・バンコクで中型トラック「Croner(クローナー)」を発表した。新興国市場向けに開発した新しい中型トラックは、生産性や稼働率の向上のために幅広いカスタマイズが可能。「時代が求めるトラック」を作ってきたUDトラックスのクローナーは、アジアやアフリカ、中東、南米の成長市場向けに投入される。

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なにより貴重な「時間」
クローナーを開発するにあたりUDトラックスは、現地のビジネスニーズを理解した上で、「いかにお客様の無駄な時間を排除し、ビジネスに注力する環境づくりに寄与することができるか」ということを最優先にとらえた。クローナーという名前がギリシャ神話の「時の神」に由来することにも、UDトラックスの思いが込められている。
「シンプルにメンテナンス時間を減らして稼働時間を増やせば、お客様のビジネスの成功につながるとUDトラックスは考えます。すなわち、私たちがクローナーで目指したのは、『お客様の時間を一瞬たりとも無駄にしないトラック』です」(Volvo Group Trucks Asia & JVs Salesプレジデント ジャック・ミシェル)
「クローナーは、UDトラックスの得意とする日本企業ならではの品質管理と熟練技術、ボルボ・グループが保有する世界最高レベルの技術力と調達力の活用、そして現地に根付いた生産とサポート体制という、3つの強みの粋を集めて生み出されました。さらにはUDトラックスのコアバリュー『Ultimate Dependability(究極の信頼)』や、創業以来受け継がれているプロ意識、情熱、そして信頼というUDトラックスの精神である『現場スピリット』が、あらゆる要素に取り入れられています。コンポーネントの一つひとつが何年にもわたる開発や厳しいテストの結果なのです。まさに日本のモノつくり、すなわち高品質の追求を具現化しています」(ジャック・ミシェル)

多彩なバリエーション
クローナーには車両総重量(GVW)別に、MKE(10.4-11t)、LKE(12-14t)、PKE(15-17t)という3つのモデルがあり、各モデルに応じて、6つの基本ホイールベース長(PKEではロングホイールベースも選択可能)、3種類のエンジン出力が選択可能な5Lエンジンと2種類が選択可能な8Lエンジン、6速と9速のマニュアルトランスミッションとオートマチックトランスミッション、通常タイプとスリーパータイプのキャブデザイン、PTO、多彩なアクスルアレンジメント、精密機器などの積荷を保護するために有効なエアサスペンションなど幅広いバリエーション・オプションを用意する。UDトラックスの新興国市場向け大型トラック「クエスター」と同様に、あらゆる業界・地域のビジネスニーズに合わせて自由な組み合わせが可能となっている。

ドライバーへの配慮
クローナーは、1日の大半を運転席で過ごすドライバーのために、安全性や操作性にも今まで以上に配慮した。例えば優れたブレーキとハンドリング性能は、車両の挙動を安定させ、ドライバーを無用なストレスから解放する。オプション設定されたオートマチックトランスミッションも、クローナーに対するUDトラックスの考えを示す特徴のひとつだ。
「クローナーのオートマチックトランスミッションは、日本と同じく深刻なドライバー不足に直面している南アフリカのような市場で極めて重要なオプションになり得ます。オートマチックトランスミッションにより運転が楽になり、ベテランから新人までドライバーの疲労を軽減することにより、お客様のドライバー確保に貢献できると考えています。同様にアジア地域でも、クラッチレスゆえに長期的にはメンテナンスコストと休止時間の大幅な削減が期待できるオートマチックトランスミッションは市場の流れを変え得ると見ています」(UDトラックス ブランド&プロダクト シニア・バイスプレジデント 岸 伸彦)

省燃費性能とUDエクストラマイルサポート
車両を多数保有するオーナーにとって、トラックの数や走行距離に比例して増加する燃料代は大きな支出だ。
「クローナーは、新興国市場における中型トラック燃費性能水準を一段引き上げたと言えます。燃料噴射量とタイミングを最適にコントロールする新しいGHEエンジンシリーズ、オートマチックトランスミッション、省燃費運転コーチングシステム、CD値を5%削減し空力性能を改善したキャブなどにより、クローナーは燃料を効率よく使用します。」(岸 伸彦)
また、UDトラックスはクローナーの各コンポーネントの頑丈さに自信を見せる。一新した駆動系や新しいシャシーなどは、整備のインターバルを長くすることが可能で、こうした車両自体の信頼性に加え、UD純正整備・純正部品、UDドライバートレーニング、「UDトラスト」サービス契約といった、包括的な「UDエクストラマイルサポート」の提供により、稼働率向上を万全のものとしている。これに加えて、UDトラックスはテレマティクスソリューションも提供。車両とUDトラックスの整備拠点をつなぐことで、タイムリーかつ継続的なサポートを実現する。

ブランドプロミス「Going the Extra Mile その一歩先へ」
クローナーの多様な機能・オプション、優れた安全性・操作性、省燃費性能、耐久性そしてメンテナンスの容易さは、幅広い市場で生産性や稼働率の向上を約束する。UDトラックスの他のモデルと同じく、クローナーも、UDトラックスが掲げるブランドプロミス「Going the Extra Mile その一歩先へ」を形にしたトラックだ。

クローナーは、UDトラックスのバンコク工場(タイ、バンナー区)で生産され、タイ国内で販売されるとともに、アジアやアフリカ、中東、および南米の新興国市場にも輸出される。

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