2017年2月28日 15:26
三菱ふそう、次期大型トラック向け技術を発表

21年ぶりのフルチェンジ! 次期スーパーグレートに搭載

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三菱ふそうトラック・バスは、21年ぶりのフルモデルチェンジを行ない、本年発売予定の次期大型トラックに導入する新技術を発表した。
MFTBCの新型モデルは、これらの技術により最先端の「安全性」、優れた「経済性」、ドライバーをサポートする「快適性/操作性」を実現する。
次期大型トラック向けの新技術は、まず平成28年排出ガス規制に適合した2種類の新型エンジンを日本市場向けに開発。
① 新開発 7.7L 6S10型エンジンは、2ステージターボの採用により、小排気量ながら大型車として十分な高トルク・高出力を実現した超軽量エンジンで、新BlueTecシステムと組み合わせることによって、低燃費・低排出ガスを両立した。
② 新開発 10.7L 6R20型エンジン(下写真)は、アシンメトリックターボチャージャーを最適化し、新BlueTecシステムとの組み合わせることによって、6R10型エンジンに対して小排気量ながら、更なる低燃費・低排出ガスをハイレベルで両立した最新型エンジンとなっている。

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また、12段機械式自動トランスミッション「ShiftPilot(シフトパイロット)」(下写真)を新たに開発。これは、2ペダルによるイージードライブとスムーズな自動変速によりドライバーの負担を軽減し、安全を提供するもので、従来の「INOMAT‐Ⅱ」に替わるもの。

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さらに安全装備の充実としては、
①AMB plus (エーエムビープラス) AMB(Active Mitigation Brake:衝突被害軽減ブレーキ)が2019年に義務化される衝突被害軽減ブレーキ第2段階規制に適合。前方に走行中または停止中の車両があり、衝突の危険を察知すると警告や自動ブレーキによって衝突被害を軽減する。
② ABA4(エービーエーフォー)は、AMB plusをより発展させ、停車車両との衝突を回避するもの。さらに歩行者に対しても衝突被害を軽減し、2019年に義務化される衝突被害軽減ブレーキ第2段階規制に適合している。
③アクティブ・アテンション・アシストは、従来のMDAS-Ⅲ(エムダススリー)で培われた運転注意力モニターの技術を強化し、赤外線カメラシステムを追加したもの。ドライバーモニターカメラが顔の動きを捉え、運転注意力を監視。左右のわき見やまぶたの動きを感知して、注意力低下をブザーと画面表示で警告する。
④アクティブ・サイドガード・アシスト(国内初)は、左死角に隠れた危険を警告する安全装置。ドライバーにとって死角となる箇所をレーダーによりモニタリングし注意を促すとともに、左側方向指示器の作動時やステアリング操作時に警報音とランプで警告する。
⑤プロキシミティー・コントロール・アシストは、車間距離保持機能付オートクルーズに自動停止、自動発進機能を追加したもの。特に高速道路での渋滞時等に有効で、一時停止と発進を自動的に行ない、疲労を軽減するとともに、追突事故を抑制する。
また、パワートレイン3D予測制御も採用された。これは、オートクルーズを使用中にGPSと3D地図情報によって道路勾配を予測し、省燃費走行を図るシステムである。適切な燃料噴射制御とギヤ段選択や積極的なエコロール作動により、無駄な燃料消費を回避し燃費を向上させる。特に登降坂の多い高速道路で効果を発揮する。


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