2016年11月14日 13:54
いすゞ、フォワードFカーゴウイングの安全装備を充実
いすゞ自動車は、中型トラック「フォワード」の一部車型を改良し、本日から全国一斉に発売した。
今回の改良では中型トラック完成車「Fカーゴ ウイング」(GVW8t未満)に、従来はオプションとして設定していた「先進視覚サポート技術(VAT)」ならびに、「電子式車両姿勢制御システム(IESC)」を、クラス初※1の標準装備とした。VATは、高精度のミリ波レーダーや各種センサーを駆使し、ドライバーの視覚をサポートするテクノロジー(「プリクラッシュブレーキ(衝突回避支援機能/衝突被害軽減機能)」「ミリ波車間ウォーニング」、「LDWS(車線逸脱警報)」)のこと。国土交通省によると、運送事業において発生する自動車事故のうち重傷・死亡に繋がる重大事故の件数は、GVW20t超の大型車が最多で、次いで多いのがGVW8tクラスとなっている。幹線輸送に幅広く使用されている「Fカーゴ ウイング」(GVW8t未満)に、これらの安全装置をいち早く標準化する必要があると判断して採用した。
今回の改良では、現在オプション展開している以下の安全装置の展開について標準化を行なう。
(1) プリクラッシュブレーキ(衝突回避支援機能/衝突被害軽減機能)は追突の可能性が高まると自動ブレーキ制動により衝突を回避、衝突が避けられない場合には強いブレーキで被害軽減を図る。
(2) ミリ波車間ウォーニングは、走行中、先行車との車間距離の変化をマルチインフォメーションディスプレイに表示。任意に設定した車間まで先行車の距離が縮まった場合に警報音を発し、注意を促す。
(3) 車線逸脱警報装置(LDWS)は、車内搭載のカメラにより、車線に対する車両位置を検出し、車線を逸脱した場合に警報音とメーター表示による警告を促し、わき見運転や居眠り運転による事故の抑制に貢献する。
(4) 電子式車両姿勢制御システム(IESC)はドライバーの操作状況や車両挙動をセンサーで検知し、横滑りや横転につながる不安定な車両姿勢と判断された場合に警報音とメーター表示による警告と同時に、エンジンおよびブレーキの自動制御を行ない、事故の抑制に貢献する。
年販目標は4000台。代表的な車型(TKG‐FRR90S2)の価格は1063万4000円(税別)。

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