2016年9月15日 13:59
9月22日からドイツ・ハノーバーで「第66回IAA国際商用車ショー」
エレクトロニクスとセンサーで、さらに安全に運転をサポート

「ジャパントラックショー2016」が閉幕したら、次は「第66回IAA国際商用車ショー」の開幕というわけで、9月22日からドイツ・ハノーバーで開催されるIAAのプレスリリースが届きました。みどころは、やはりトラックドライバーをサポートするインテリジェンスなサポートのようです。以下、IAAの主催者であるVDA(ドイツ自動車工業会)のプレスリリースの要約です。

今日では、車両からのアシスタンスがなければ長距離をドライブすることはむずかしい。電子的な補助システムは乗用車だけではなく、とりわけ商用車においてますます重要になってきています。運輸、物流、モビリティにおける世界最高峰のショーである「第66回IAA国際商用車ショー」(2016年9月22日から29日)では、来場者は交通安全と運送事業において、どのような補助が実用化されているのか、あるいは近い将来にどのような改善がなされるのか目にすることができます。

利益性と積載効率に加えて、貨物自動車にとって補助システムがかつてないほど重要になってきています。こうしたシステムは運転手の負担を軽減し、事故を回避し、仕事を楽にするために設計されています。たとえばトレーラ安定機構つきのESP(横滑り防止装置)、レーンキーピングアシスト、横風の補正、駐車場でのバック、トレーラ操縦装置、前照灯のハイビームコントロール、近接時の自動制御やマルチコリジョンブレーキです。

トラックやバスにはより多くの補助システムが搭載される傾向にあります。実際、メーカーやサプライヤーはEUで求められるアシスタンス(車両安定補助システム、車線逸脱警報、緊急制動など)だけでなく、追加のアシスタンスや、既存のシステムの最適化を行なっています。カメラとレーダーを組み合わせたり、他の車両データを活用することで、運転手をサポートするだけでなくほかの道路利用者の安全性も大幅に向上します。こうしたことは自動運転においてはさらに重要になりますし、補助システムの受け入れは加速していきます。

例えば車線逸脱警報は、将来的に警報を発するだけでなく車線をまたぐようなときにステアリングの調整も行なうようになるでしょう。トラックの前方や速報にいる歩行者や自転車の検出はより容易になります。ドライバーが警報を受けても反応しない場合、車両が自動的にブレーキをかけます。後ろからの追突が差し迫っている場合、自動ブレーキは制動(必要なら全制動)をかけるだけでなく、大事故を避けるためにセミトレーラを制御するステアリングアシストも行ないます。車両全体を車線にとどめるために、ステアリングアシストはトラクタとトレーラ両方の安定システムを利用します。

補助システムの採用は安全運転のためだけでなく、フォワーダーや物流会社に経済的なアドバンテージをもたらします。もし事故を回避できるなら、安全性が増すとともにコストも削減できるます。車両を修理に出す必要もなく、車両寿命が延び、すぐに次の荷物を積み込めるからです。

IAAの「ニューモビリティワールドロジスティクス」では補助システムについて4つのプレゼンテーションがあります。これには「ニューモビリティワールドライブ」エリアでの商品のデモンストレーション、案内ツアー、試乗、ディスカッションなどを含みます。VDAは「フューチャー・オブ・インダストリー(業界の未来)」アライアンスによって組織される「インダストリー・ウィーク(9月17から25日)」をサポートしており、IAAの「ニューモビリティワールドロジスティクス」さまざま々な催しを行ないます。

このアライアンスは多くのパートナーで構成されています。イニシエーターとなる3者は、ドイツ連邦経済エネルギー省(BMWi)、ドイツ産業連合(BDI)、IG Metall(ドイツ最大の労働組合)です。パートナーはVDAや業界団体、従業員団体、労働組合などです。このアライアンスの目的は立法機関、業界団体、労働組合との折衝を通じてドイツの産業競争力を高める共通の法案を成立させることです。

数多くの世界初公開展示と、さまざまなトピックス、専門的なイベントによって、世界で最も重要な商用車ショーであるIAAは、イノベーションへの活力と商用車産業の未来志向のアプローチを体験する理想的な場所となっています。

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