2016年6月24日 14:22
静岡県のトラックドライバー 鰻さんのご意見
6月15日の「フルロードブログ」で「全ト協、平成27年(1~12月)の交通事故統計分析結果(発生地別)を公開」のニュースをお伝えしましたが、静岡県在住のトラックドライバーである鰻さんから、こんな投稿が寄せられたのでご紹介します。


以前から警察の発表でも事故の多い静岡ですが、特にトラックの事故に関しては思うことがあります。
それは、静岡で起きたトラックの事故がすべて静岡のドライバーや会社なのか? ということです。
今まで、事故現場は何10回と見ました。確かに静岡の会社もありましたが、他県の車も結構ありました。
速度や高速・一般道等ルートにもよりますが、関東・中京・関西、どこを立ち上がっても、静岡県内で連続運転の4時間がひっかかり、休憩をしなければなりません。「休憩の時間」イコール「疲れてくる頃」に、静岡県内にいることになります。
高速ならまだいいのですが、一般道の場合、休憩施設や駐車台数のキャパが少なく、時間帯によっては満車で停められないのが現状です。
また、国1号BPにR150号・R246号の主要国道、山梨とつながるR52号やR138号、箱根の1号等の山間部ルートがあり、特に国道52号等の山間部はもちろん、国1BPも対面区間があり、相互車両事故になりやすいと思います。

全日本トラック協会には、ドライバーがどこから出発し運転時間がどのくらいで事故を起こしたのか、事故発生場所やどんな事故だったか、詳細をHPやパンフレット等で紹介すると共に、道路整備や休憩施設の改善・拡充等、警察ではできない、トラックドライバー目線での事故防止対策をしてもらいたいですね。
ちなみに公開内容を今回初めてスマホで見たのですが、PC用なのでかなり見づらい! 会社や自宅等でPCで見るならいいのかもしれませんが、ドライバー向けに情報発信するなら、せめてスマホ等のモバイル向けの設定もして欲しいですね。さらにドライバーの役に立つ「ヒヤリハット」の動画は、見たくてもスマホでは対応してないので見れません!

話は変わりますが、国交省が実験予定の25mのフルトレーラの規制緩和実験。確かに輸送の効率化にはなりますが、どれだけの会社がやれるのでしょうか?
ドライバーの高齢化が問題なのに、若い世代で牽引免許を所持し経験がある人はなかなかいないと思います。
牽引免許を所持はしているものの実務経験が無い人を育てて行くような対策も必要だと思います。

この25mフルトレは新東名で実験をするみたいですが、「駐車枠を確保して駐車状況をカメラで確認する」とありましたが、誰がするのでしょ?
ドライバー本人が運転中に携帯等で確認するのは危ないですし、会社で確認するにも、直前に他車が駐車スペースに停められたら意味がありません。
ですので、しっかりとした対策が必要だと思います。
また、SAを拠点に上下線で乗り換えを考えてるみたいですが、駐車が出来なければどうするのでしょうか?
現状、東名を走っている21mのフルトレーラも駐車枠が無く、枠外に停まっていたりして邪魔に思うこともあるくらいですから、それより長い車体を駐車枠外に停めたら、迷惑ですね。
さらに、SAの上下線の移動距離が長い! 地元なので、静岡SAは何回も行ってますが、あそこを移動するのは、大変ですね。
そのために自転車を用意するみたいですが、運転手が身体1つを移動するだけならいいですが、乗り換えの際に荷物が結構あると思います。日報とか書類、ヘルメットや安全靴等々、それらを持って自転車移動は大変だと思います。せめて車、またはコンパクトなEVくらいは用意して欲しいと思いました。
とにかく「お役所仕事」な案では駄目なんで、もっと現場のことを知って対策して欲しいですね。

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