2014年11月14日 21:40
BS、CAISコンセプトに基づいたタイヤ摩耗状態の推定技術を開発
タイヤセンシング技術により 更なる安全・安心・経費削減を目指す
 
今日は、京橋の東京スクエアガーデンでブリヂストンのセンシング技術に関する技術説明会が開かれました。「CAIS」はカイズと読むそうですが、「推定技術」ってちょっとむずかしくって、正直言ってキャップも全然ついていけてないのですが(笑)、タイヤの推定摩耗量をリアルタイムでセンシングすることで得られるメリットはよく分かります。こういったタイヤ・テレマティクスはこれからますます注目されてくるのではないでしょうか。以下、ブリヂストンのニュースリリースの要約です。


ブリヂストンは、「CAIS※」コンセプトに基づき、タイヤの摩耗状態(残り溝の深さ)を推定する技術を開発した。「CAIS」とは、路面と唯一接しているタイヤから接地面の情報を収集、解析し、路面情報やタイヤの状態を把握することで、ユーザーに新たな価値を提供するブリヂストンのセンシング技術の総称である。 

摩耗によりタイヤの溝が浅くなると、濡れた路面を走行する際、グリップ力が低下することから滑りやすくなる。また過度に偏った摩耗が発生したタイヤは故障につながる危険性が増してくる。今回開発した技術により、車両の通常走行時において、タイヤの内面部に取り付けたセンサがタイヤ踏面部の挙動変化を取得。その挙動変化の情報を解析することにより、タイヤ踏面部の摩耗状態を推定し、運転席でリアルタイムに把握することができる。

これによりユーザーは、「タイヤの残り溝が浅い」「偏った摩耗が発生している」などの情報を知ることで、適切なタイミングでのタイヤ交換が可能となり、安全性の向上につながる。更に、偏った摩耗を防止するための最適なローテーション時期も把握できることで、タイヤを最後まで無駄なく使い切ることが可能となり、経費削減につながる。

本技術を実用化することで、将来的にはユーザーの安全・安心、経費削減へ更なる貢献が期待できるものと考えられる。今後もブリヂストンでは、タイヤだけでなくシステムでの開発も進め、車社会の安全を側面から支援していきたい。

※ Contact Area Information Sensingに由来。「CAIS」はブリヂストンの登録商標である。また「CAIS」は英UKIP Media & Events社発行の業界誌「Tire Technology International」が主催し、国際的なタイヤの専門家やエンジニア、研究者などが選考委員を務める「Tire Technology International Awards for Innovation and Excellence 2012」において、優れた先端技術開発に対して贈られる「Tire Technology of the year」を受賞している。


■摩耗量推定技術の概要

①タイヤの内側に装着した加速度センサによりタイヤのトレッドのたわみを検出し、その情報を無線で車載解析装置へ送信する。また、このシステムは同じくタイヤ内に装着された独自の発電装置を用いて駆動している。
②車載解析装置に送信された情報をリアルタイムに解析することで、タイヤの摩耗状態が推定できる。
③タイヤの摩耗状態が推定できることで、ユーザーは溝が無くなる前にタイヤ交換時期や最適なローテーション時期を感知することが可能となる。これにより安全性の向上、経費削減につながる。

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