2014年7月31日 18:09
きのう喜連川にて
前述の通り、昨日は三菱ふそう喜連川研究所で「スーパーグレードV」の取材を行なったのですが、取材に先立ち、こんなことがありました。喜連川研究所の諸隈弥(もろくまわたる)所長は、我々が喜連川で取材をする際は、時間があればいつも気さくに顔を出して挨拶をしてくれるのですが、昨日はちょっと悲しい知らせが......。
「明日で三菱ふそうを退社することになりました。長い間ありがとうございました。喜連川ともお別れですが、精一杯やれたし、ちょうどいい頃合いだと思っています」。

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地元の人たちとの交流イベントで挨拶をする諸隈弥喜連川研究所所長

諸隈さんとは、まだ諸隈さんが実験部の現場でバリバリやっていた頃からの知り合いです。特に印象に残っているのは、2代目のふそうファイターが登場した際の試乗だったでしょうか、喜連川研究所を基点に風光明媚な磐梯・猪苗代湖を巡るコースを設定してくれて、ランチは湖畔で美味しいイタリアン。しかも伴走車に実験部のローザを出してくれて、車内で開発スタッフとトラック談義という、至れり尽くせりのホスピタリティを発揮してくれたものでした。
喜連川研究所所長という重職に就かれてからも、そのホスピタリティは健在です。トラックメーカーのテストコースというのは、それこそ分刻みでテストスケジュールが決まっており、しかも秘密保持の関係から、いくら新型車の取材とはいえ、なかなか「ハイ、どうぞ!」とは行かないのが普通です。それでも我々のワガママを通してくれるのは、もちろん三菱ふそう広報部の尽力もあるのですが、諸隈さんの度量もあったはずで、本当に感謝です。

実験部のテストドライバーというのは、言ってみればトラックドライバーに一番近い存在で、トラックドライバーに先んじてクルマの良し悪しを評価する人たちのこと。なかなか表舞台に出ることはありませんが、諸隈さんのような人たちが頑張っているからこそ、メーカーの論理だけを優先させたクルマに事前にダメ出しがでて、本当に乗りやすく使いやすい安全なクルマが出来るのだと思います。もっと言っちゃえば、実験部はトラックドライバーの頼もしい味方なんですね。
その意味でも諸隈さんには感謝の言葉しかありません、長い間ご苦労様でした、本当にありがとうございました!

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