2013年11月12日 11:31
極東開発、車両搭載式木材破砕機を共同開発

先日、極東開発の三木工場を訪れた際に製造中の同車両を見せていただいたのですが、車載式LOG BUSTER 「LB-515TK」が正式に発表されました。日本の林業再生の一翼を担う期待のエースですね。以下、極東開発のニュースリリースの要約です。

日本フォレスト、オカダアイヨン、および極東開発工業の3社は、木材破砕機「LOG BUSTER」を車両に搭載した車載式LOG BUSTER「LB-515TK」を共同開発し、平成26年初旬から発売する。なお同車両は、製品PRの一環として、平成25年111月117日~118日に開催される「2013森林・林業・環境機械展示実演会」に展示される。
「LOG BUSTER」シリーズは、オカダアイヨンが輸入し、日本フォレストが販売している木材破砕機で、丸太等を破砕して木材チップを製造する機器である。木質バイオマス発電関係事業者をターゲットに販売しており、現在、クローラ式と定置式をラインナップしている。日本国内では、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を背景として、木質バイオマス発電所の建設が相次いでおり、発電燃料として間伐材等の未利用木材の活用が期待されている。このような中、未利用木材から効率的かつ機動的に木材チップを製造できる木材破砕機の需要が見込まれることから、車載式木材破砕機を共同開発したもの。本製品は「LOG BUSTER」シリーズの他の機種と同様、木質バイオマス発電関連等の林業関係者に強いパイプを持つ日本フォレストが販売を担当。また、木材破砕機分野で海外とのパイプを持ち、国内サービスネットワークに強みを持つオカダアイヨンが破砕機の輸入ならびにアフターサービスを、特装車分野で高い技術力を持つ極東開発工業が車両への架装をそれぞれ担当する。

LOG BUSTER 「LB-515TK」.jpg

製品の特徴は、
①高性能な木材破砕機を採用
日本の車両法規の制限の中でも搭載できるタイプの木材破砕機を採用している。エンジン出力は294kW/400PSと高性能で、150㎥/hの処理能力を誇る。
②機動的かつ効率的な作業を実現
従来、未利用材を森林の作業場でチップ化する場合は、破砕機やクレーン等の機材ならびにそのオペレータを個別に手配する必要があった。本製品は、木材破砕機とクレーンの車載を実現した一体型なので、各作業現場を機動的に巡回することができる。また、各種の機材を個別に手配する必要も無いため、効率的なチップ化作業に貢献する。
③発電所の燃料に適した高品質な木材チップ
木質バイオマス発電所での木材チップのコンベアでの搬送や、発電燃料としての燃焼効率の観点から、発電所での使用に適した高品質なスライスチップを製造することができる。

車載式LOG BUSTER 「LB-515TK」の主要諸元は、
車格 GVW20トン
全長 約8100㎜
全幅 約2490㎜
全高 約3650㎜
破砕機重量8800㎏
破砕機能力150 ㎥/h
エンジン出力294kW/400PS
販売目標は年間20台で、販売価格(税抜き)は 7800万円。

 


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