2013年7月22日 05:43
元ベテラン運転手 トラさんの「泣いてたまるか」No.128
長距離ドライバーの健康問題(其の六)

福岡、鳥栖、基山のコースだと、案外早く終わって午前中には楽に終わっていた。福岡は流通センターなので、福岡インターまでが近く、また、次の鳥栖もインターからそんなに離れていなかった。基山は、実はその隣にあって、町名こそ違っていても、建物がくっついていた。
そんなわけで、このコースが一番楽だった。その代わり運賃は安かったが、それでも8万円強はあった。今から思えば、かなりの高い運賃をいただいていたことになる。当時は、まだバブルの影響が残っていた頃だったし、私も自分を安売りしなかった。ただ、数年後に、鳥栖と基山がくっついていることがバレ、一軒の手当てが3000円だったものが1000円に下げられた。

さて、帰りの荷物なのだが、当時はそれなりに有名な○○倉庫という会社からもらっていたのだが、この会社、空車連絡をしてからでないと探してくれない。それで、荷物が決まるのがいつも遅かった。
そして、最悪の場合、この鳥栖近辺や久留米などになってしまう。その場合、積み込みが夕方になり、出発時間が6時くらいになると、残りの距離が長くなってしまい、また全高速になってしまう。北九州辺りからだと距離的に随分近いが、鳥栖や福岡近辺からだと、関西や奈良、和歌山だと、確実に全高速だ。帰りの運賃は安く、3万円台だったので、それでは、軽油と高速でほとんどパーになってしまう。
また、小城で空車の場合は、荷降ろしの時間が遅くなり、その近辺での積み込みはなく、鳥栖か福岡、北九州までの移動になる。その場合は、日中走りっぱなしになってしまう。しかし、鳥栖からの積み込みはそんなになく、実質、福岡か北九州になっていた。

そんなわけで、鳥栖に荷物がない場合は、すぐに移動になるので、お昼は毎回コンビニ弁当で済ませていた。それも、まあ何というか、走りながらである。その時が、その日の最初の食事ということになっていた。
一番多かったのが、門司港や下関からの積み込みで、衣類が一番多く、それから何かの部品関係や、箱モノが多かった。しかし、積み込みは通関の関係で早くはなく、早くても4時頃であり、遅い時は6時7時もあった。
出発してからは、運賃が安いのでどうしても少しでも節約したいという気持ちが働いてしまう。それで、すぐには高速に乗らずに国道を走り、下関(当時は厚狭町)の、「みちしお」に寄り、その日の休憩らしい休憩と食事をしていいた。ひょっとして、ベテランのドライバーの方とは、そこで会ったことがあるかもしれない。

しかし、それが悪かった。いえ、別に「みちしお」が、悪いわけじゃない。変な習慣がついてしまったのである。
以下は、次回に。

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