2012年4月 9日 12:42
元ベテラン運転手 トラさんの「泣いてたまるか」No.48

トラックドライバーの誇り その46

今までの説明で、水屋があたかも諸悪の根源のように書いてきましたが、決してそんなことはありません。法律で認められている事業であるばかりでなく、バブル以前から必要性があったのです。
その力は非常に大きなもので、彼らの連絡網は凄いの一言に尽きます。トラックと荷物をマッチメイクさせる力(連絡、情報網)は、長年に渡って培われたものであり、彼らがいなければ、たちまち業界はマヒするくらい大きな力があります。
では、あたかもそれを無駄だと決めつけ、排除するような事をなぜ書いてきたのか......。

そこで皆さんと一緒に考えたいと思います。仮にあなたが荷主だと思って考えてください。
「我が社の出荷は、少ない時でも毎日5台はあるが、多い時には10台を超えてしまうことがある」。
さて、この場合、今までだとトラックの手配が出来る運送会社に頼んでいたはずです。自社のトラックが足りない時は、庸車をするだけの力がある会社です。が、庸車の実態は、自らが出している運賃の6割程度で走り、高速を使わず不眠不休の朦朧運転で国道を走っていた......。
下限運賃が法律によって決められたとします。それが、今まで出していた運賃よりも安かったとしたら、あなたはどうしますか?

私なら、下限運賃で走る運送会社を5台以内で契約します。5台以内ということは、法律を守り休息を取らせるためには、最低15台保有している運送会社ということになります。そして、少し割高になっても、忙しい時に手配が出来る運送会社とも契約をします。
ここで問題なのは、割高になる運賃のことです。下限運賃に対して、上限運賃としたらいかがでしょう。そうでないと、荷主の私としては安心して頼めません。
この辺に関しては、次回詳しく書きましょう。

トラさんのブログ「長距離運転手の叫びと嘆き」
http://www.geocities.jp/boketora_1119/

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