2012年4月29日 17:02
どうなる? いすゞとGMの復縁話
時事通信や日本経済新聞が本日付で伝えたところによると、米ゼネラルモータース(GM)がいすゞ自動車に資本・業務提携を打診していることが明らかになった。GMは経営危機に陥った2006年にいすゞ株を手放したが、業績の急回復を受け、東南アジアなど新興国市場での共同事業も視野に資本提携の復活を目指しているという。現在のいすゞの出資比率は、三菱商事が9.2%で筆頭株主だが、交渉次第ではGMが再び筆頭株主になる可能性もある。また、トヨタ自動車も5.9%の株を有し第4位の株主となっているが、いすゞの株式取得の前提となった小型ディーゼルエンジンの開発・生産などの業務提携は白紙化しており、日野自動車との「縁組」をも視野に入れたトヨタの深謀遠慮は事実上頓挫したと見られる。いすゞは独自路線を強めており、業績も好調なことから、今回のGMとの復縁話もまだ流動的だと思われるが、いずれにせよ、1年前にはフォルクスワーゲンとの資本・業務提携交渉が伝えられるなど、世界自動車再編の動きの中で、いすゞが世界各国の自動車メーカーから「優良株」として認識されていることは間違いないところだろう。

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いすゞがタイで開発・生産している1トン ピックアップ・トラック「D-МAX」


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