2011年12月31日 11:41
師走の風景 上を向いて歩こう

押し詰まってきましたね。今日も仕事ですが、品川駅は帰省ラッシュによる昨日までの喧騒がうそのように収まって、人もまばらでした。会社の近くの八ツ山橋付近では、正月2日・3日の「箱根駅伝」の交通規制の下見でしょうか、警視庁の車両が停まっていろいろ打ち合わせをしていました。一方、我が社のある旧東海道の品川宿の北品川商店街ですが、どうしちゃったんでしょうね、人っ子ひとりいません。大晦日の下町の商店街なんだから、もう少し活気があってもいいと思うんですが、いわゆる「シャッター通り」になりつつあるんでしょうか、ちょっと寂しいです。

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それと今日の新聞のテレビ欄で知ったんですが、今日の午後3時から映画「上を向いて歩こう」が放映されます。テレビ東京なので全国ネットではないかも知れませんが、ちょっとおすすめの映画です。ご推察の通り坂本九の大ヒット曲を元にした1962年製作の日活の「歌謡映画」なんですが、トラック運転手が主役で、当時の運送会社が舞台です。トラック運転手が出てくる日本の映画は、内容が薄っぺらで、ステレオタイプな運転手ばかり登場するので辟易しますが、この映画もちょっとそんなところがあるけど、まあ許せる範囲。ちなみに日野自動車の白井芳夫社長がこの映画を大変気に入っておられて、映画のビデオを頂いたことがあります。監督は舛田利雄。吉永小百合と浜田光夫が主演で、もちろん九ちゃんも唄います。「上を向いて歩こう」......、今年の大晦日に観る映画にはぴったりかもしれません。

キャップは、かつては年に300本近く映画を観ていた映画青年だったので、こういった古い映画に関しても、洋画も邦画も名画座で何度も観ているんですよ。そこでちょっと語っちゃいますが(笑)、この「上を向いて歩こう」は、日活の創立50周年を記念して、石原裕次郎・浅丘ルリ子の「銀座の恋の物語」と2本立てで公開されたんですね。で、「銀恋」は、歌謡映画という範疇を超えて、日本映画の中でも佳作といえる映画ではないかと思うんですが、特に記憶喪失の主人公が壊れた玩具のピアノのキ―を叩いて記憶を取り戻すシーンは秀逸。「上を向いて歩こう」と「銀座の恋の物語」の2本立てなんて、スゴかったんだな、かつての日本映画は......。ハリウッド大作やらCG映画にはもうウンザリという皆さん、お正月休みは古きよき映画を観るのも一興かも...。


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