2011年8月26日 12:07
日野チームスガワラ、ラリーモンゴリア2011で始動!

 日野チームスガワラは、「ダカールラリー2012」に8年ぶりに投入する新型レース車の貴重な実践テストの場として「ラリーモンゴリア2011」(8月8日~15日開催、ウランバートル発着)に出場。ゴビ砂漠を主戦場とした同ラリーは、総走行距離約3000kmを7日間で走破する過酷な大会で、ダカールラリーの「足ならし」としてはもってこいの場。

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ドライバーは菅原照仁、ナビゲーターは杉浦博之が担当したが、 テスト走行の結果について、菅原照仁ドライバーは次のようにコメントしている。

「2011年のダカールラリー参戦車に対し、300kgの軽量化、エンジン搭載位置のミッドシップ化・低重心化、トレッド(左右輪の幅)の拡大、それに伴うサスペンションのセッティング、キャブサスペンションの導入などを実施しました。エンジンは、2011年のダカールラリーで使用したものと同じですが、操縦安定性・走破スピードは桁違いに向上しました。2011年のダカールラリーでの走破タイムとの比較はできていませんが、体感では、10パーセント以上のタイム短縮が可能なレベルです。
また、インタークーラーとオイルクーラーを荷台上部に搭載することで、外気を直接取り込めるようになった新構造が課題であった冷却性能の向上に大きく寄与していると実感できました。ただ、ダカールラリーで成績を残すには、トラブルなく走り続けることが重要なファクターとなります。今回のテストで、課題も見つかりました。計測したデータを分析し、その払拭に努めます」。

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テスト時に計測したデータは今後、日野自動車の開発チームと菅原義正・照仁ドライバーによって分析され、ダカールラリー本番に向けて、車両の最終調整を行う予定。なお、ラリーモンゴリア2011における成績は四輪部門で総合6位だった。

ちなみに「ラリーモンゴリア」には父親の菅原義正もスズキジムニーで参戦。最初の砂丘ステージで多くの車両がスタックする中、堅実な走りで完走し、日野レンジャーに続き四輪部門総合7位でゴールした。菅原義正は、国内のオフロードレース、今回のモンゴルでのレースと精力的に参加し、古希70歳を迎えても鉄人健在をアピール。ダカールラリーに向けた準備は万全のようだ。