2011年7月29日 19:10
ビンボー運ちゃん青春記 第四部 下請けは哀しからずや篇

慣れこそ物の上手なれ

しかし、それでも酒類問屋の配送よりはましというのが僕たちの意見で、特に日本橋にあったKという酒類問屋の仕事は、僕が体験した下請けの仕事の中でも、5本の指に入るくらい嫌な仕事だった。
これがビールを毎日運んでいる運転手に言わせると、僕たちが毎日運んでいた建材のほうがよほど嫌だということだった。下請けに来た運転手がそう言っていた。やはり慣れれば楽ということなのだろう。
そのほかにもいろいろなものを運び、てっちゃんなどは生きている牛を運び、人気テレビ番組のエキストラもやっている。下請けをやっていたからこそ、おもしろい体験もできたのだが、そのことについては、おいおい触れていきたいと思う。 (山高一浩)

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