2011年5月 3日 00:40
「ビンボー運ちゃん回顧録」番外編

恐山~死の彷徨 その2

前回は新宿の酔狂亭という行きつけの飲み屋で、そこの常連と出会ったところまででし...よね?(この頃、モノ忘れがひどく。酔狂亭の常連にはいろいろな人がいて、年齢も職業も多種多様なのですが、これらの人が「新宿ナカヨシ会」(名前からしていかがわしいでしょう...。内容はもっといかがわしいけど...)という懇親会を作っていて、近くの花園神社の例祭で御輿を担いだり、全国の秘湯巡りをしたり、気が向いたら飲み会を開催したりという、あんまり意味のない活動を展開していたのです。M運輸の運転手はガミさんの関係でよくそこに出入りしていたので、「準構成員」というような扱いでした。

P1060887.JPG

さて、当日、酔狂亭にいた3人は...。
ヒサシさんは「アンタは奈良漬かあ~」っていうくらい、ほぼ毎日、酒漬けの日々を送っている「半分アル中」(コバヤシさん談)の人物なのですが、実は銀座では老舗の有名クラブのバーテンダーで、カクテルなんか作らせると「オオッ!」てくらい、本当はなかなかスゴイ人だったのです。ガミさんの昔からの友人ですが、どこで知り合ったのかは不明? ガミさんの周りにはこういう「不明」な人が多くて、中には「行方不明「消息不明」なんて人も多々いたのです。(コワ~!!)
ナイスは「自称カメラマン」で、何かある度に「ナイスですねえ!」というのが口癖で付いたあだ名が「ナイス」。あだ名にひねりがまったくないように、人物にもあまりひねりがなく、ガミさんたちの格好の餌食で年がら年中いじめられているのですが、それでも懲りずに「酔狂亭に出」りしている奇特な若者(当時は)です。一度、秘湯巡りで酔っ払ってメンバーの逆鱗に触れ、極寒の吹雪の中、庭の木に裸で縛り付けられ、凍死寸前になったという伝説をもっています(これも機会があったら詳しく...)。
山ちゃんはもっともガミさんとの付き合いが古く、家もガミさんの近所でした。当時は何をしていたか忘れましたが、その後、突然、鳶に転職して、あれよあれよという間に親方になりました。ガミさんが鳶の世界に華麗に転職したのは、この山ちゃんに誘われたからです。ちなみに、2人が組んで作った塀や溝は絶対に設計図通りにはならないそうです。

さてさて、主要な登場人物の紹介はこれで終了です。にもかかわらず、話は一向に恐山方面に進みません。このまま、新宿で酔いつぶれて終わりかあ...?って、これじゃあ許されませんよね。というわけで、次回、話は急展開しますのでお楽しみに! (さらに続く) 山高一浩