2011年4月21日 06:58
帰ってきた海コン運ちゃんの現場報告

海コンの搬入・搬出はこんな動き

船で海外からの輸入品や日本からの輸出品を海上輸送する海上コンテナは、略して「海コン」と呼ばれ、自分は、この海コンを日本国内で陸送するトレーラ運転手なワケですが、道路上で目にすることはあっても、実際の仕事内容やコンテナの中身って、あまり知られていないんじゃないかと思います。そこで、ここではしばし海コンの仕事について書かせていただこうと思います。

20070222_本牧BC2鈴江内からMSC_LORETTA01.jpg


まず、海コン運転手の仕事内容ですが、簡単に言っちゃうと、《指定されたコンテナをコンテナヤードから搬出》→《指定された場所まで陸送》→《作業が終わったら、そのコンテナを陸送してコンテナヤードに搬入》って感じになります。
輸出と輸入で若干動きが変わるんですが、輸出の場合は、《コンテナヤードまたはバンプール(空バンヤード)から指定されたサイズの空コンテナを搬出》→《指定された現場へ陸送》→《現場でコンテナ内への荷物の積み込みが終わるまで待ち》→《積み込みが終わったらコンテナヤードまで陸送》→《コンテナヤードに輸出コンテナとして搬入》......という流れになります。
一方、輸入の場合は、《コンテナヤードから指定された番号(アルファベット4文字、数字7桁)の実入りコンテナ(中身の入ったコンテナ)を搬出》→《指定された現場へ陸送》→《現場にてコンテナ内の荷物を全て出し終わるまで待ち》→《全て出し終えたら、コンテナ内をキレイに掃除してもらい、コンテナヤードまで陸送》→《コンテナヤードまたはバンプールに空コンテナとして返却》......、こんな感じが、一般的な動きになります。

20070222_本牧BC2鈴江内で空バンを掴んでるトンボ02.jpg


コンテナの積み降ろしは、人間の力でどーこー出来るモノではないんで(笑)、一般的に、実入りコンテナの場合は「テナー」と呼ばれる自走式の天井クレーンや「キャリア」と呼ばれるテナーよりも機動力の高い自走式のクレーンが使われます。空バン(空のコンテナ)の場合は「トンボ」と呼ばれるコンテナ専用のフォークリフトや4トン以上のフォークリフトで、コンテナの積み降ろしをしてもらいます。
一般的なトラック/トレーラ運転手は、荷物の積み降ろしに関して、何かしら関わらなければいけないんですが、海コン運転手はチョット特殊で、「終わるまで待ち」って言葉が表すように、コンテナの中身には一切触れませんし、関知もしません。「自分ら海コン運転手は、コンテナを運ぶだけ。中身はお客様のモノ」って感じでしょうか(笑)。ですから、他のトラック/トレーラ運転手に比べ、肉体労働的なコトがないんで、体はとってもラクです。

ヒロさんのブログのURL
http://ameblo.jp/trailer/