2011年3月27日 18:38
仮設ミニSSでガソリン供給

経済産業省は、被災地において、SS(サービスステーション)が十分に稼働しておらず、特にガソリン供給が困難となっている地区において、学校等の避難所等にドラム缶での「仮設ミニSS」を設置し、被災者に対するガソリン供給を開始した。
この仮設ミニSSは、ドラム缶による一回限りの供給ではなく、石油元売各社と連携し、一定期間ごとに定期的・継続的な供給を確保する予定で、その第1号として、3月27日午前9時より陸前高田市内の5カ所の避難所等においてガソリン供給を開始。
この5カ所に関しては、ドラム缶200本分(40キロリットル)、一日当たり約650台、当面3日間で合計約2000台分のガソリン供給を実施する予定で、市側では、既に2000枚の整理券を配布している。
なお、陸前高田市では、自衛隊・消防の協力の下、自衛隊がドラム缶の管理・給油活動を行なうなど、安全面に万全を期しつつ実施するという。

陸前高田市内の5カ所の仮設ミニSS
(1)旧アッガス横田(横田町)
(2)陸前高田ドライビングスクール(竹駒町)
(3)旧長谷川ゴルフガーデン(米崎町)
(4)陸前高田市立長部小学校(気仙町)
(5)陸前高田市立広田小学校(広田町)

経産省では今後、宮城、岩手、福島の東北3県の各地区でこの仮設ミニSSを展開したいとしているが、今のところ次はどこに開設するかの情報はなく、また軽油や灯油など油種の範囲を広げるかも分かっていない。

ところで蛇足ながら、経済産業省のホームページの情報は、かなりミスが多く、信頼性を損ないかねない。たとえば、この仮設ミニSSの開設日を「明日(29日)」と記したり「明日(27日)」と記したりバラバラで、お粗末すぎる。発表が26日なので明日(27日)が正しいと判断しているが、しっかりして欲しい。また、先週の日曜日の発表では、「来週後半頃には燃料不足はかなり解消する見込み」の記載も見られるが、日曜日を「週末」とするか「週の始まり」とするか諸説あるため、日曜日に「来週後半」という曖昧な表現を使うのは極めて不適切だと思う。ついでに言わせてもらうと、3月17日の海江田経済産大臣の「ガソリン・軽油等の緊急の供給確保と輸送力強化の抜本対策 」のコメントが掲載されているが、この中で「輸送所」という記載が何度も出てくるが、これは明らかに「油槽所」の誤りであろう。
重箱の隅をつつくようなことを書いたが、一事が万事である、震災復興と原発問題に対処する所轄官庁が、こんな緊張感を欠いたホームページでどうする!?と言いたい。(キャップ)

IMG_2768.JPG