2010年11月23日 18:19
全国8000人のトラックドライバーに聞きました その2

さて、やはり関心が高いのがトラックドライバーの賃金の話だと思う。アンケートの調査結果によると、年収300万円以下は全体の25.1%で増加傾向が続いている一方、701万円以上は1.3%と極めて低いパーセンテージになっている。年収301万円?500万円は55.9%、501万円?700万円は15.7%という割合だ。

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地域別では、北海道(30.7%)、東北(44.2%)、九州(33.6%)は、全国平均より年収300万円以下の比率が高く、地域格差が顕著化している。また、トラック保有台数別では、年収300万円以下は30台以下では31.1%、101台以上では14.0%と、会社規模による格差も広がっている。さらに労働組合の有無で年収500万円以上をみると、「組合に入っている」が26.1%、「組合は無い」が12.6%と、明らかな差が出ている。

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残業代はどうだろう? アンケート調査では、「実際の残業時間で支給されている」46.0%、「実際の残業時間より少なく支給されている」16.1%、「残業時間は月間で固定されている」6.8%、「運行経路によって残業時間が決まる」12.0%、「残業はしても支給されない」14.3%、無回答4.7%という結果だった。
「残業しても支給されない」は、近畿(18.6%)、四国(18.4%)、関東(18.2%)が全国平均の14.3%を上回っている。年齢別では「60歳以上」の残業代未払いが21.7%と高率だ。また、年収300万円以下の残業代未払いも19.3%と、厳しい状況になっている。 (つづく)